虹の橋を渡った我が子へ。AIで蘇らせた日のこと

この記事は、愛犬を亡くされた飼い主さんへの、ひとつの選択肢として書いています。AIを使うかどうかは、あなた自身が決めること。どちらの選択も、等しく正しい。
写真を見られなくなった
モモの写真は、スマホに3,000枚以上ある。でも、しばらくは開けなかった。見るたびに、もう会えないという事実が刺さった。
ペットロスは、思っていたより深かった。
友人に勧められてPupGenを開いた
3ヶ月が経ったころ、同じく犬を亡くした友人から連絡が来た。
「PupGenで、うちの子の絵を作ったんだ。写真より、なんか楽に見られる気がして」
最初は正直、抵抗があった。「AIで作った画像で、本物の代わりになるわけない」と思っていた。でも好奇心に負けて、モモの一番好きだった写真をアップロードした。
生成されたのは、モモの「物語版」だった
選んだのは水彩イラスト風のスタイル。
画面に現れたのは、やわらかい色合いで描かれたモモだった。写真とは違う。でも、確かにモモだった。耳の形、目の輝き、少し傾いた首の角度——全部モモのままで、ただそれが「物語の中の姿」になっていた。
泣いた。でも、前とは違う涙だった。
「思い出の絵」として飾ることにした
プリントして、リビングに飾った。写真だと毎回「もういない」と思っていたのに、イラスト風の絵は違う感触だった。「モモの世界」がそこにある、というような感じ。
グリーフカウンセラーの先生に話したら、こう言ってくれた。
「悲しみを処理する方法は人それぞれです。絵や写真、音楽、文章——何かを通して故人(この場合は愛犬)の存在を再確認することは、グリーフワークの自然な一部です」
使い方のガイドライン
PupGenを通じて思い出の画像を作る際、私たちが大切にしていること:
推奨すること
- グリーフケアの一つの手段として、自分のペースで試す
- 家族や信頼できる人と一緒に見る
- 「蘇らせる」ではなく「新しい形で残す」という気持ちで
心に留めておくこと
- AIで作った画像は、愛犬の代替ではない
- 見て辛い場合は無理をしない。グリーフには時間がかかる
- 必要に応じてペットロス専門のカウンセリングを
モモへ
あなたといた16年間は、私の宝物。
AIで作った絵は、本物のモモじゃない。でも、あなたのことを想って作った絵は、確かに私の心の中にいるモモだと思っている。
いつかまた、虹の橋で会おう。
ペットロスで辛い思いをされている方へ:一般社団法人ペットロスケア協会などの専門相談窓口もあります。